〜あれから、いくつもの思いを重ねて。心より平穏を、小さな灯りを灯せますよう〜

短歌や詩、日々の可笑しみ

モノクローム文芸館

妖怪の声がする

君は嘲笑った


怒りの声がして

優しさの声がして


人間は人間であることを恐れるように

妖怪の声をかき消した


君が後ろを振り向いたそのとき

誰かが呼んだ気がした


あたしが怒りをぶちまけたとき

妖怪の声がした


かなしそうに泣いていた


君が嘲笑ったそのとき

妖怪の俯く姿が見えた気がした


誰かが切り裂く金切り声で叫んだ

申し訳なさそうな君は


微笑んでいた


妖怪は黙って眠るような夜で

君は微笑んでいた


微笑んでいた



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雨の日も、風の日も

太陽の日も、星空の日も


真夏の空にも、真冬の夜にも


相変わらずの風が吹くように

いつもの風をただ吹かせてくれよ



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這いつくばって

地獄耳を地面に押し当てて


どうしようもないのに微笑んで


そんな日々にそれでも

ただただ、あれですよ


えぇ、あれです



どこかの夜空に光る星の一つや二つなんかは


そのようなあたしを

見ていてくれているのかしら


どこかの夜の空のどこかに光っている星なんかは、君は



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幻が見えたなら

あなたは笑うだろうか


幻が見えたなら

君は泣くだろうか


世界はとっても憂鬱で

だけど、とっても優しくて


人は、それを鏡だというけれど


あなたは私の鏡だろうか

君は僕の鏡だろうか


そうだといいな

時々そう思うことがある


それは、例えば

いつも磨いていれば、綺麗なのでして


それは、例えば

優しく微笑むことが、できるのでして


人は、それを鏡だという


そうだといいな、と思うのでして


もしも、幻が見えたなら

あたしは笑っていようと思うのです


いつか、幻が見えてしまっても

あたしは微笑んでいようと思うのです



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何となく、さみしくて

愛を食べていたら


ただ、不愉快が愉快で

愛を食べていたら


信じてるとか、信じてないとか

愛を食べていたら



きっとこういう風に

膨れ上がってしまうから



忘れていたり、失くしていたり

愛を食べていたら


誰もいないような、いるような部屋で

愛を食べていたら


ひとりじゃないとか、ひとりなんだとか

愛を食べていたら



多分おそらくはきっと

膨れ上がってしまうから



炭酸水を飲み干した




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