〜あれから、いくつもの思いを重ねて。心より平穏を、小さな灯りを灯せますよう〜

短歌や詩、日々の可笑しみ

モノクローム文芸館

さっきから裸足で踊れる文学賞
あなた裸体が降る積乱雲



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小説を書き上げた祝杯にと、aikoさんのCDを二枚ほど小人買い。


aiko_CD_02.jpg


aikoさんのCDはいつもお洒落で、コレクトしたくなる雰囲気。


クオリティも歌唱力も円熟していい感じ。

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頷いて微笑むようにうつむいて
からたちの花 そよ風みたい



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昨晩は軽い熱中症により眠りに込みて、

起きると夜の夜更け。


ここ最近、というか年齢を重ねるにつれ、納得のいかないことばかりが増える日々に、

少し癒されを求めて日の出を臨みに中軽度ドライブ。


2013_06_25.jpg


こんな清々しい朝には、Jeff Buckreyの空気のような声に。

そして部屋ではまったりとJane Birkinのアンニュイな声と音楽に浸れるに。


どことなく卑しい腹黒いおんもいもせめて音楽で清らかな白焼けに染めてもらえますよう。
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唐草へ馳せるテーブルクロスにも
忘れな草の匂いを嗅げじ



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風からといざ吹き抜けし瞬きは
夜空を星々散りばめたらん



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Usual tone of voiceUsual tone of voice
(1998/09/23)
AIR

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AIRこと、車谷浩司の3rdアルバム。

陰鬱でダークな色彩を魅せる大人のダウナーロック。

雨の夜にドライブしながらしっぽりと聴けるナイスセンスな作品。

「くしゃみ」や「あくび」といった日常の言葉を非日常で鳴らす。

名盤と呼ばれる作品の醍醐味を自分なりに受け取るとそれはやはり温度感の良さに至るなり。
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雨乞いに恋われて滴る別れから
いざ、さよ行かんば十六夜のとき



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木漏れ日に濡れいて光るは万馬券
おいそれうまくはいかない契り



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良い作品を作るには、好きな音楽を聴いて、好きな本を読んで、好きなことをしていればいいのか。

私は違うと思っています。

昔から大好きな音楽にラルクアンシエルやグレイプバイン、スガシカオなど色々あるのですが、まだまだ他にも国内、国外問わず、好きな音楽は山ほどあるのですが、普段はほとんど聴きません。意図的に。

もう好きなのは分かってるから、もっと自分を高めてくれるものを聴きたい。もうワンランクのツーランクも自分を底上げしてくれるものを聴きたい。

大好きな音楽を聴くのは、自分に迷ったり、人生に迷ったりしたときだけ。

そういうことで、空気公団の「融」とAIRの「Usual tone of voice」を購入しました。

どちらも好きなアーティストではあるのですが、その中でもいわゆる名盤と呼ばれている作品。

世間の評価と自分の評価が異なることくらい百二十も承知しておりますが、世間で評価されている音楽の良さを知ることは作品の質を高める上でとても大切なこと。

まだまだ諦めるには、努力が足りな過ぎる。こんなんで諦めたら笑われるだけ。

死ぬ気で生きて死ぬほど見下されて死にたい夜を越えまくってそれでも足りないまだまだ足りない。

もっと絶望的な壁に打ち当たって壊れまくってそしてボロボロのクタクタになってでも足りない努力をすべしと信ずる。

夢を諦めない、ということは、人を信じるということを諦めないこと。

まだまだ挫折のざの字も見えない。もっとぶっ転んでのたうち回って更なる土俵へ斬り込んでいきたいと思う。
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狂おしい乾涸びかけたる絶叫を
汐の言葉に似せたるに似て



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星空がネオンさながら煌めいて
君のミュールもやがての海へ



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懐かしみ各駅停車の古よしみ
誰を訪ねる待つでもなしに



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嘘つけの生暖かい甘味料
いやしくひどく傷付けたくて



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馴れ合いの浴衣も踊る晴れの日に
我ふてぶてしく居る新参者



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題詠blog2013へ参加させて頂きます。

以前、参加させて頂いたのが2011年ですから、二年ぶりの参加になります。


このブログを観て下さっている方も、多くの方が初見なのではないかと思いますので、概要を。。


一年間のうちに、今年の私の参加は六月になってしまったので、約半年ですね。

その期間中に、お題に合わせて、短歌の題読みをしていきます。


全部で100個のお題を詠んでいく、短歌マラソン、という主旨の企画です。


短歌初心者でも参加可能ですので、ご興味の方は、一緒に走りましょう。


こちらから、、題詠blog2013


なんとなく初心に還りたい気持ちもあり、久しぶりに参加させて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。
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最近、あんまり本を読んでなかったのですが、

久しぶりに小説を読みました。


っていう書き出しにしようと思ってたところ、

よくよく考えてみると色々読んでいて、人間の記憶っててきとーだなぁと思いました。


川上見映子さんの「乳と卵」も再読してたし、夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズも、細々と読み集めていたり。

というわけで、がっつり新しい物語に浸ったのが久しぶり、ということで。


川端康成さんの「みずうみ」を読みました。


基本的に、うつくしい小説で、

「みずうみ」のように言葉がうつくしい小説だなぁという印象。


湖ではなく、美しいではなく。


うつくしい言葉に、物語に出逢いたい方には、オススメ出来るように思います。

ゆっくりまた静かな本にこころを、なんとなくな偶然を見つけたいものです。
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風当たりさざ波さざれつ人当たり
花街辺りでふて寝すべしか



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冬色物語-Winter Stories-冬色物語-Winter Stories-
(2004/11/24)
小野正利

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小野正利さんの2004年の作品。

当時、地元には石丸電機があり、そこのCDコーナーには、どことなく販売力以外の要素を持つ面白い内容のCDがいつも並んでいて、そんなCDコーナーを眺めるのは楽しい時間でした。

そんな時間に偶然見つけた小野正利さんの新譜(当時)は、コブクロや冬ソナのカバーから、自身のヒット曲「You're the Only」のセルフカバーなど、非常に魅力的な作品です。

その当時もたまに聴いてましたけど、本当に良さが分かるようになった最近です。

小野正利さんといえば、初めて音楽を意識的に聴くようになった頃に、いつも聴いていた音楽の一つです。当時、世間で最も売れていたCDが「You're the Only」でしたからね。

そんなノスタルジックも然ることながら、斬新なアレンジは、今の時代にもまだ若干、斬新すぎるかもしれません。笑

あと数年くらい経ったなら、こういう音楽もポピュラリティを得るのでしょうか。まぁ、全体的に非常に斬新なアレンジが光る好作品です。
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六月のうだると沈む細胞に
いつものカフェなら風吹き抜けろ



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空にじむ夕方からの雨もよう
光れ太陽あめ塗り咲いて



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知らないの花びら一つ知らないの
窓から見える、、だけでいいのよ



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あれは二年くらい前かしら、三年前かしら、

あたしはもう芸術家にはなりませんよ。みたいなことを言っていた気がするのですが、


ちょうど一年前ですかね。


ビエンナーレうしくの公募に出品するにあたり、

そのときの絵画を描きながら、本当に自分はこのままでいいのかな、って何度も何度も考えて、


普通に将来、結婚して幸せに暮らすっていう未来よりも、

芸術家として、自分の命を削り賭けて生きる未来を選びたい。そう思いました。


そして、現実には離れていく人があり、それはそれは離れていく人がおりまして、

同時に近づいてゆける人たちがいて、


そしてまた、今もまた同じように、

自分の言動ひとつ、そのひとつで離れていく人がいることは、

もちろん、そんな鈍感じゃありませんから、肌身に感じながら、


それでも我が身を省みて将来を模索し選んで生きる人生に、

ときに誰かが離れてしまったとしても、それが例えば大切な人であったとしても、


行く雲は流れていくものとして、


人間に生まれながらにして、例えばなにがしかの星に生まれて来た人間がいるとするならば、


それが例えば自分のあたしの人生において、

目先の幸せや、暮らしの安定や、幸せな家庭よりも、


小さな音を浮かべて、色彩を並べて、言葉を紡ぐことに、

あたしの命の役割があるのではあるまいか、そういうことも考えるわけなのであります。


将来の未来に大きな花を咲かせることが、それでも出来なかったとしても、

それでも、自分の作る音楽が、他の誰かでも作れる音楽だとは思っていないですし、


今の自分の絵画技法を代わりに描ける人はいないと思い、

そして、今、書いている小説も、自分が書かなければ一生、書かれることのない物語だと思っていますから、


そういう意味において、


あらゆる人間に、その果たすべき役割というものがあるとするならば、

その役割をしっかり果たすことを、自分の人生に、生きることと仮定していたいと思うのです。


いろんな批判や反対意見があることは存じておりますが、

あたしの人生はあたしが三十年間連れ添った人生でありますから、


そうして感じたひとつひとつの悪意や憎悪、嫉妬やひがみ、妬みや性愛、グロテスクな欲望と言葉、


そんなそのひとつひとつがそれでも光に変わるもの。


それを、あたしは芸術だと思って居ります。
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