〜あれから、いくつもの思いを重ねて。心より平穏を、小さな灯りを灯せますよう〜

短歌や詩、日々の可笑しみ

モノクローム文芸館

私は自他共に認める美食家で、そして微食家でもあります。

本当に美食の舌があるのかは、どうもなんだか怪しいもので、
悦に浸った言葉の舌があるだけのようにも、最近は感じております。

そんな私の今日の昼食。それは、流れ溢れる涙ようなバターを塗りたくった麦芽トースト。

そして、なぜか三枚も食してしまった。

比較のために記しておくと普段の朝食は平均一枚。多くて二枚。
そこに来て今日の三枚は、およそ人生初ではないかとも疑われます。

三枚目などに至っては、もう滴るマーガリン(二枚目からは倹約してマーガリンに)が、手を手に流れ伝うほどに、必要過多なマーガリンの地中海。

そして、導き出された結論は、身体に悪ければ悪そうなほど、食べ物というものは美味しいものである。

珈琲などは、インスタント珈琲に、チャップリンの映画さながらに多量の砂糖と牛乳のコントラスト。
これまた身体に悪そうだが、おそらく缶コーヒーを凌ぐ害悪感と美味。

本物の美食家には怒られそうだが、健康を害さないで美味しさを求めるなんてのは、苦労を知らない花形スターになろうとも言わん贅沢の極み。

私なんかの偽食家には、煙草に合わせる最高の甘ったるい珈琲と、フレンチトーストさながらのマーガリン麦芽トーストで、ひとときの安らぎを求めるに十分なのであります。
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テーマ : 物書きのひとりごと    ジャンル : 小説・文学
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